部門紹介
当院について
佐伯中央病院 電話0972-22-8846 診療時間 (月)〜(金)8:00〜17:00 (土)8:00〜12:00
詳しくはこちらでご確認下さい。

予約診療も行っております。
24時間医師が待機しておりますので、急患の場合はお申し付けください。

診療科目


一般内科 / 整形外科 / 形成外科 / 脳神経外科 / 緩和ケア内科 / 皮膚科


診療カレンダー

食事療養部

はじめに

栄養・食事は疾病予防や進展防止・回復・予後などの過程における治療に大きく関与します。病院のお食事は、体に必要な栄養を体内に取り入れるだけではなく、心理面でも充実感が得られることが大切であると考えております。

当院では、管理栄養士が病棟に訪問し、患者さまへの食事・栄養サポート体制と適切な栄養管理により治療の効果が高まるようにおいしいお食事の提供に努めております。また、外来・入院においてわかりやすい資料を用いて栄養指導を行っております。

病院スタッフ

管理栄養士4名、栄養士1名、調理師10名の合計15名で患者さんの個々に応じた必要な栄養ケアを行っております。
(管理栄養士の保有資格:日本静脈経腸栄養学会認定 栄養サポートチーム(NST)専門療法士1名、日本糖尿病療養指導士3名)

病院のお食事について

  1. 食事内容
    主治医・担当医が患者さまの病状や年齢、性別、身長、体重、生活習慣などを考慮して、必要栄養量を決め治療食を処方します。病院食は、一般食と特別食に大別します。
    一般食:栄養素別には特別な制限はなく、「日本人の食事摂取基準(厚生労働省)」に準拠したお食事です。
    特別食:疾患に応じた食事療法が必要な食事、あるいは疾患に応じて特殊な食事形態が必要な食事です。
  2. 食事時間
    朝食 午前8:00~      
    昼食 午後12:00~   
    夕食 午後6:00~
    ※温冷配膳車で病棟ごとに時差式で配膳しております。
  3. 食事の工夫   
    季節感を大切に旬の食材を使用し、地方色に配慮するなど日々変化をもたせています。
    祭日にちなんだお食事を提供しております。


  • ○人気メニュー生姜ごはん
  • ○毎月1回手作りおやつの会
  • ○毎月1回手作りおやつの会
  • ○緩和ケア 誕生日ケーキ
  • ○食欲低下時への対応
  • ○手作りメッセージカード


○摂食嚥下障害への対応
安全な食事形態で経口摂取ができるように、ムース食の提供に取り組んでおります。
専門のリハビリスタッフの参加による勉強会も開催しております。
○化学療法中や緩和ケア期の食事への取り組みについて
化学療法による食思不振時の対応として患者様の嗜好をできるだけ取り入れたお食事提供に努めて患者様のQOLの向上につなげていきたいと考えております。また、著しい食事摂取量の低下への対応として「ワンプレート食」の提供の取り組みを行っております。

栄養指導について

食事療法が必要な方に管理栄養士が食事について継続したサポート体制をとり、お食事に対する疑問や問題点・食生活改善のご相談に応じています。
疾病の改善・健康維持を促す食生活の栄養指導は、個人栄養指導と集団指導があります。
オリジナルの資料を用いて個々に応じた栄養指導に努めております。

内容 指導日 指導時間 会場
個人指導 月~土曜日 9:30 ~ 17:00 佐伯中央病院
1F 糖尿病センター
集団指導 金曜日
(第1週、第3週)
11:00 ~ 11:45

  • オリジナルレシピ:太陽の食卓
  • 手作り指導資料媒体

NST活動について

~NST(Nutrition Support Team)=栄養サポートチーム~
NSTとは治療の基本である栄養を医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚療法士、臨床検査技師、歯科衛生士など多くの専門スタッフが力を合わせて、適切な栄養管理を行っていく「チーム医療」のことです。患者さんに適切な栄養管理を受けていただき、早期回復を支援するのがNSTです。
佐伯中央病院NST
日本静脈経腸栄養学会より認定されNST稼動施設として活動を行っております。管理栄養士をNST専従として、NSTカンファレンス、ラウンドを実施しています。
多職種協働による全入院患者さんの入院時の栄養評価を実施し、得られた情報は電子カルテシステムで共有し、専門の意見をもちよって具体的なケアに役立てます。
こうして個々の患者さんの栄養状態を把握することをケアの基礎として、チームでサポートできる体制をとっております。
全国の先進的な施設を参考にして、今後の活動を充実させていきたいと考えております。

糖尿病サポートについて

セレクト会食
お食事を選択する楽しみや食事療法への理解を深めて頂く為に、多職種協働でセレクト会食を実施しております。

対象者 糖尿病を疾患として持つ4F病棟の入院患者
日時 夕食 18:00 ~ 1時間程度
参加スタッフ 管理栄養士 3名、看護師(JCDE)1名、 糖尿病専門医 1名
内容 (1)主菜・副菜・フルーツを選択。
(2)栄養指導とアンケート調査

がんサロンについて

地域に開かれた情報交流の場として、がん患者さんと家族・友人との親睦を深めることを目的に2012年1月~MSW、緩和ケアスタッフと協働してがんサロン「つばさの会」を開催しています。自分らしさを大切によりよく暮らすきっかけをみつける空間になっています。

○患者さんと仲間で 安らぐひと時を過ごしていただける空間
○療養上の悩み、不安を和らげる空間
○自分らしさを大切によりよく過ごすきっかけをみつける空間
○がん医療に関する情報交換できる場所

季節やテーマに合わせた「からだにやさしいレシピ」を毎回提供しています。