部門紹介
当院について
佐伯中央病院 電話0972-22-8846 診療時間 (月)〜(金)8:00〜17:00 (土)8:00〜12:00
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24時間医師が待機しておりますので、急患の場合はお申し付けください。

診療科目


一般内科 / 整形外科 / 形成外科 / 脳神経外科 / 緩和ケア内科 / 皮膚科

診療カレンダー

医療安全管理部門

医療安全管理部門の組織

 医療事故の防止、医療の安全性の向上、質の高い安全な医療の提供を目指して、安全に関す
る指針を整備し、活動を行っています。
 医療安全管理部門は、病院長の統括のもと、
①医療安全管理室 ②医療安全管理委員会 ③医療安全推進委員会 ④医療事故調査委員会 から
構成されています。



 医療安全管理室
   安全な医療の提供に向けて、院内全体の活動を推進するかじ取りを担う部署です。
  室長である副院長(医師)、専従の医療安全管理者(看護師)をはじめ、総勢8名で活動
  しています。
   院内全般の安全体制の整備充実を図り、院内で起こるインシデントやアクシデントの情
  報を把握し、再発防止に向けた対策を練っています。
   また、医療安全に関する研修の企画や運営、各部署・各職員への情報提供や情報共有を
  行って、患者さまやご家族がより安全な医療を安心して受けられるように努めています。
   定例のミーティングが週1回行われ、ここには病院長も参加します。


 医療安全管理員会
   病院長以下、院内各部署の所属長がメンバーとなり、重大事案の審議や医療安全に関す
  る病院の意思決定を行っています。所属長はリスクマネージャーとして、自部署における
  医療安全の責任者の役割を果たしています。
   定例の委員会が毎月1回開催されます。


 医療安全推進委員会
   リスクマネージャーとは別に、院内各部署の職員のなかから1名ずつを選出し、医療安
  全の推進のための活動を行っています。この委員会は医療安全活動の実働部隊です。
   全館の医療安全ラウンドを2か月に1回行うほか、より安全で安心な医療の提供ができ
  るよう、部署ごとに年間計画を立て、院内の環境や業務の見直しに取り組んでいます。
   また11月を医療安全推進月間と定め、受診する患者さまと職員の両方に向けて、安全へ
  の取り組みの啓もう活動も行っています。ポスター展示や川柳発表会など、毎年の催しは
  好評です。
   定例の委員会が毎月1回開催されます。


 医療事故調査委員会
   重大事故が発生した際に、臨時で立ち上げられる委員会です。
  事故の原因や状況を調査し、再発防止につなげていきます。


 医療安全相談窓口
   医療の安全に関するご質問やご相談は、医療安全管理室がうけたまわります。
  受付窓口か地域連携室の職員へお声かけください。
 

安全管理の基本方針

以下の指針をかかげ、医療安全に全職員で取り組んでいます。

  

安全管理のための指針

 医療事故や過誤を未然に防ぎ、安心な医療を提供することは病院の責務である。
当院では以下の指針にもとづき、医療の安全性を高めるための取り組みを行う。


  1.安全重視の規範の徹底
    すべての職員は、職種にかかわらず、一人ひとりが安全の順守と安心な医療の提供を自
   己の課題ととらえ、最大限の注意を払いながら日々の業務にあたる。患者や家族の安全安
   心はもちろん、職員にとっての安全安心も同様に重視する。
    より安全安心な医療を提供するためには、同僚からの助言やときに患者・家族からの
   苦言にも真摯に耳を傾け世の中の良識や動向に照らし合わせて、自らの実践を振り返る
   ことをいとわない。


  2.組織的な活動のための体制
    医療の安全を守るための取り組みを「職員個人の努力」に任せるのではなく、病院全体
   をあげての「組織的な活動」として位置づける。そのための推進部門として医療安全管理
   室をおき、専従の医療安全管理者を配置する。
    医療安全に関する病院としての意思決定は医療安全管理委員会が行う。医療安全管理室
   は医療安全管理委員会で審議決定された事項を遂行するが、その際に各部署の代表で組織
   された医療安全推進委員会とともに活動を行う。
    医療安全管理室、医療安全管理委員会、医療安全推進委員会を 医療安全管理部門と称す
   る。重大事故が起こった場合は臨時に医療事故調査委員会を設置するが、この委員会も
   医療安全管理部門に含む。


  3.責任追及でなく原因追及
    インシデントやアクシデントが起こった際には、人は誰でも間違えるというヒューマン
   エラーの考え方にもとづき、「誰がミスを起こしたか」ではなく「何がミスの原因か」と
   いう観点から個々の事象を振り返り、そこから得た学びを組織全体の財産として有効活用
   する。 
    それらをもとに、類似の事象の起こる可能性を検討し、有効な再発防止策を考え、必要
   に応じて環境や仕組みの是正を行い、業務の改善を図る。


  4.患者・家族とともにある活動の推進
    病院において患者は、脆弱・病弱な心身の状態にあって、慣れない環境のなか、ときに
   危険をともなう処置や治療を受ける。患者の安全を守るためには、危険防止や安全保持に
   対する患者自身の理解と参加が不可欠である。また家族の理解と協力も同様に重要となる
    当院ではこのような認識に立ち、患者や家族とともに医療の安全について考えていく。